新鞍馬天狗 五條坂の決闘

(C)KADOKAWA 1965
京都所司代は鞍馬天狗召捕りにやっきとなっていた。そんな時、所司代駒木根監物に怪文書が届いた。賞金とひきかえに鞍馬天狗暗殺を引きうけるという山嶽党の署名があった。一方倉田典膳に身をかえた鞍馬天狗は、所司代の同心志賀虎之助と意気投合、酒をくみ交わしたが、そこには、鞍馬天狗の人相書が、壁に貼られていた。ある夜、お高祖頭巾の女を吉兵衛につけさせた天狗は、最近幕府が購入したフランス製の兵器と火薬を横領した暴力暗殺団を叩き潰そうと、薩摩屋敷に急ぐのだが…。

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